私のサウナは「サウナ12分/水風呂5分✖️3セット」
長らくお待たせいたしました。
今回から本題の「メンタルヘルスケアにはサウナ」について書きます。
これまで紹介したTOP1〜3のメンタルヘルスケア活動は
本当に心から推薦できるいわば王道の手段ですが、どれも手軽に始められるとはいえ、
初めは「しっかりと眠れない」「100kmは走れない」「瞑想状態になれない」
と言う結果になる可能性は十分に高いです。
しかし!メンタルヘルスケアに待ったなし!
「私のメンタルが辛いのは今!癒やしたいのは今!今が大事なのよ〜!」そんな時に、
効果がわかりやすく、そして即効性がある有効手段が「サウナ」です。
なぜそんな即効性の効果が確実にあるのでしょうか?
ここまで大風呂敷を広げておいて、ただの持論ですが、これまで紹介したTOP1〜3の行動をしっかり行うことによってアナタの体にもたらされる影響と近いことを、サウナ体験で強制的に刺激し体感・実感しやすいのが「サウナ」と考えます。
多くの自己啓発本等には「今を生きなさい」「過去も未来もありません。あるのは今」「今に集中する」など、「今」がキーワードになっています。まさしくアナタが辛いのも「今」
「心の健康状態」は、目で見えないので、よっぽど意識しないとわかりにくいですし他者には伝えにくいです。極論自分で自分をどうにかする方法を考えるしかないです。
原因は概ね様々な「ストレス」です。
「あなたの心が嫌だなぁ…と拒絶することのすべて」が「ストレス」となり蓄積され続けるとやがて「心の健康」が崩れてしまいます。
すると、憂鬱・不安・緊張・怒り…等々の「心の不調」を引き起こし、程度の度合いはあれど、暴力事件をおこしたり、自傷行為、ストーカー行為、過食や拒食不安障害、アルコール・ギャンブル等の依存症になったり、無気力、情緒不安定に悩んだり、苦しんだりする方がいます。
精神の苦しみから開放されるには、「原因をなくす」のが一番良いはずですが病んだ状態の本人は「原因を無くすなんて出来るわけねー!」って本気で思います。
いわゆる「ネガティブ思考」です。この思考が頭の中をぐるぐる駆け巡り、いつも同じことを考えてしまい、病みがどんどん深くなっていきます。(専門的には「反すう思考」と呼ばれるらしいですね)
常に頭が超特急で回転してしまっている状態はフルマラソンを全力疾走で走ろうとしているみたいに無理があります。
そこで止まる。または歩く事によって「休ませる」というのが必要になります。
そしてこの状態がクセになっている場合、自分の力で脱出するのは正直かなり難しいです。
なので強制的に「思考の矛先」を変えられるものを導入します。それが「サウナ」になります。
まずサウナ入浴の定義を下記に位置付けます。
サウナ 12分・水風呂 5分
こちらを合計3セット繰り返してください。
※ただし3回目の水風呂は1分程度でOKです
サウナに入って最初の数分はまだ「反すう思考」がとまらない状態だと思います。または「つまんねー」「ヒマだな」くらいに思うでしょう。ここでもやりたくない言い訳が200は生まれる事と思います。しかし…
素直に目の前にある「サウナ」攻略に全集中!(←時代!)

強制的に「思考の矛先」を
「サウナ」→暑い(最初は苦しい・つらい・出たい etc…)
「水風呂」→冷たい(最初は痛い・死ぬかも・寒い etc…)
と、向けられて、余計なことを忘れ、自分の「今の状態」を考えるようになります。
この瞬間にあなたの思考は「暑い」や「冷たい」をどのようにクリアするか?の方に集中し
いっとき「病んでいた事」を忘れます。確実に。
簡単な身体の危機に晒される事により「強制的に思考をストップ」する事ができます。
水風呂の中では、あなたの”とち狂った心”がギュッと!膠着します!
と、言うより初めは生きる事しか考えられなくなります。あーこのまま死んじゃうって(笑)
そして水風呂の温度に体が慣れてきたら、そのまま、よ〜く自分の心の変化を観察してみて下さい。「あなたが陥っている心が病む原因」と向き合ってください。
水風呂に浸かる「befor」「after 」 で、あなたの心の捉え方が”全然違う”のを実感できるはずです。”はず”ではありません!できます!確実に!!!
※文面では色々と端折って書いてますが、
サウナ後はしっかりかけ湯。かけ水。水風呂へは静かに入浴等の公衆のマナーは守ってご入浴して下さいね!特に心臓の弱い方、高血圧の方、体調に不安のある方は、必ず医師へご相談の上、サウナをご利用ください。
私が初めにこの「サウナでメンタルヘルスってます論」を唱えた時は聞き馴染みのない言葉でしたが最近では「サウナ」→「水風呂」の後に「外気浴」(ととのいスペースとも呼ばれる)を取り入れて、そこで座ったり、ゴロゴロしたりして心の状態を見つめると言うのも推奨されています。が、しっかり水風呂に入らないと、【ととのえません】ので初めは外気浴はせず、できるだけしっかり水風呂に浸かってください。外気浴があると、すぐにそちらに行ってしまう人がおりますので。。。(体がしっかり冷えた状態で外気浴行くのはアリです!または外気がものすごく冷たい時)
本当であればイルカと泳ぐセラピーよろしく(やってみたい!)私も一緒にサウナに入ってサポートしながらメンタルヘルスケアのお手伝いをしたいのですが、一旦それは置いておいて、まずはお一人で近所のサウナに足を運び「サウナ12分/水風呂5分✖️3セット」の入浴をこなしてきてください。
・眠れないなら寝なくていいし
・走れないなら走らなくていい
・瞑想状態がわからないのなら無理に理解しなくていい。
ただ、サウナ室に座り、水風呂につかる。暑かったり、息苦しかったり、冷たかったり、次から次へと逃げ出すための言い訳も浮かぶでしょう。でも今現在、アナタが苦しんでいる心の辛さに比べればサウナの辛さなんて、正直、とるにたらない辛さなはずです。
今の辛さと天秤にかけて、「どっちが良いのか?」と問いかけ続けてください。
行動力のある方であれば、そろそろ「さ、とりあえず今からサウナに行こうかな」と考えているはずです(妄想)この「私はサウナでメンタルヘルスってます」論の完結を最後まで待てないのであれば致し方ない!まずは
「サウナ12分/水風呂5分✖️3セット」これのみ踏まえて、おゆきなさい!
ただ、最後にひとつだけ注意点。満腹時の入浴はNG。理想は若干の空腹状態が望ましいです。
そしてセンスがある人であれば2セット目の水風呂入浴中は【ととのいチャンス】でやんすよ!
今回は「アナタのサウナ」と「私のサウナ」との考えのギャップを埋めるため「サウナ入浴の条件と心の変化」を中心に書きましたが、次回からはもっともっと何故そうなるのか?と言うメカニズムを独自の理論で解説しながら深掘りして話を進めたいと思います。
また、前文として長々と書かせていただいたメンタルヘルスに良い行動TOP1〜3と「サウナ」の親和性が私の考えるヘルスケア論と完全に紐付いている点についてもぜひご注目していただきたい!!!
アナタの貴重な時間を使いここまでお読みくださり誠にありがとうございます。
ではまた。