学び

心にクマちゃん

タケウチトム

プロローグにて【ととのう】と言うのは
心が散らかった状態のものが整理整頓された状態と記しました。

心が散らかった状態というのは、
同じ悩みを何回も反芻して考えたり(反芻思考)
常に理由のない不安感に襲われている。

また何事にも無気力・無関心になったり、
反対にイライラや不眠、衝動的行動(依存行為)
多弁・多動状態になっていたり等々

感情が自分の意思を離れて状況の把握・コントロールができない状態です。

目を閉じて想像してください。

アナタの心の部屋にやりたい放題の熊が放たれた状態を!

あらあら大変ですね。。。サクッと息の根を止めちゃいましょう。
(現実ではそんなことしちゃダメですよ?念の為)

世の中にはメンタルクリニックを筆頭にさまざまな本や動画で
余計な考えを「捨てたり」「整理したり」「磨いて綺麗」にしたりする方法を紹介されています。

(「手放す」「課題の分離」「ブレない」などの表現も同じことを指している言葉と思います)

そしてその状態を手に入れるために、さまざまな訓練方法が記載され、
実践していけば確かに効果を得られるものも少なくありません。

しかし自身の体験から「言っている事はわかるけどなかなかそうは出来ないんだよなぁ…」が、多いのも事実でした。。。効果があるのか無いのかわからないものも多数。


【いまさら】

筆者プロフィール」を前提で書いていたので、
申し遅れましたが、私も過去に極度のアルコール依存症に陥り
心の中に凶悪なクマを飼っていた時期がありました。

今もクマちゃんはいると感じますが慣れてくると
割と仲良くやれている状態ではあるなと思っています。

部屋を片付けてくれるクマちゃん

とかく、自身の力ではどうにもならない。

「メンタルヘルス」に取り組まなければ現状は変えられない。

と、暗中模索で、さまさまな文献を読み漁り、病院に通い、効果がありそうなものがあれば手当たり次第に試してみる最中、良い心の状態に辿りつける方法が3つあると筆者は考えました。
まさに千三つ(せんみつ)

それがこちら↓

TOP1.睡眠
TOP2.ジョギング(有酸素運動)
TOP3.瞑想(座禅)

オイ!!サウナ入ってないじゃん!!!と思った方!!
すみません。もうしばらくお付き合い下さいませ。。。(汗)

世間で本当によく言われている「1に睡眠 2に運動!」
全く目新しくもない情報ですが、これはちゃんと実践すれば
みるみる精神と体力が回復する疑う余地のない真実です。

しっかりやれば確実にメンタル改善できます!!

(ご飯を食べればお腹いっぱい。と同じくらいの確実性)

すこし深堀りしていきましょう。

上記のTOP3は「効果が高いもの順」でもありますが、
3つまるっとあわせて取り組む事が出来ますので「優先順位順」でもあります。

メンタルヘルスケアに効果的で重要な優先順として捉えて頂いて問題ありません。

まず、どなたでも想像に固くないのが、TOP.1に君臨する睡眠
これは最強です!疲れたらとにかく気の済むまで寝る!これが鉄板です。

しかもすべてのメンタルヘルスケアのベースになるので、
今現在、睡眠が全く出来ていない人は、今後、どんなものに取り組んでも
驚くほどの改善は見られないと思います。

もう一度書きますが何よりもまず「寝て」ください。

しかも睡眠の妨げになるようなものが極力少ない
出来る限り、ちゃんとした環境で寝てください。

安全な場所。静かな暗闇。寝心地の良い温度 etc…

(2025年3月31日現在、筆者おすすめ環境は全国にあるAPAホテルに寝る為だけに入り浸るです)

しかしながら書いていて本当に心苦しいのは
子育てや夜勤など、
現在「自分の力だけでは睡眠時間の確保が出来ない方」がいるであろう。と、言う事実です。

アナタには何としても、まずこのハードルを乗り越えて欲しいと思いますが
筆者はあまりにも無力です。おそらく具体的な力添えは出来ないでしょう。。。

私の経験談から伝えられる事としては、
とにかく「アナタの近くにいる人に相談して助けを求めてください」
ここで言う「近くにいる人」というのは、人間関係が良好の人。仲の良し悪しではなく、
「直接会ってお話ができる全ての人」を指します。極論、通行人でもOKです。

「直接対話ができる人」に、助けを求めましょう。

とは言え、つまるところ助けてくれる人が現れるかは「運」による所は多いです。が、
「今アナタにあるすべての運」を使うつもりで取り組みましょう。

とにかく「つらい」と、声を上げなきゃ他者はわからないのです。
声を上げても、はじめはまず真剣に受け入れてもらえません。信じてもらえないのです。
しかし、助けを求め続ければ、アナタの言っている事を理解し、
力になってくれる人が現れる確率は増えます。

で、あれば、重要なのは速度です。早いほうが絶対良いです!
現状打破するのに自助努力だけでは正直、難しいです。

筆者も周囲の助けなしでは、現在の状況は考えられませんでした。

とにかく周りに助けを求めて「自分の為」に現在の「状況から逃げる」
そして健康になったら「助けてくれた人に恩を返す」それでOKだと考えましょう!

子曰く「健康第一」「元気があれば何でもできる」(孔子は言っていない。。。)

まさにその通りだと思います。
堂々と周りに「借り」を作りましょう。そして健康になって「倍返しだっ!」
※この文章は過去の文を追記転用しています。書いた時期がわかりますね(笑)

さぁ!今すぐ周りに

「現在、私は、しっかり眠れる時間がないので、すぐさま睡眠時間を確保したい」

と、伝えに伝えまくりましょう!!

では話を戻しますが、まず自己分析をして「睡眠には全く問題がないと言い切れる」
いち早くこの状態を作り出すことがメンタルヘルスケアの第一条件だと思います。

毎日完璧に眠れている。それだけでメンタルへスケアの7割はOKかと思います。

次に睡眠環境には問題がないとしても、不眠症等でどうしても眠れない時があります。
(あまりに寝すぎた時も眠れなくなりますね)

そのときはジョギングに出かけて下さい。
月間100Km走れば気持ちは超ポジティブに変わります。確実に。

今日は少々長く書き過ぎましたので、ジョギングについての説明は次回!!
今回お持ち帰りいただきたいのは、メンタルヘルスには、まずは何より睡眠ですよ〜

可能であれば1度APAホテルに避難してみよう〜

アナタの貴重な時間を使いここまでお読みくださり誠にありがとうございます。

ではまた。

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